Internet Security designed to protect ウイルス対策を装ったウイルス

Internet Security designed to protect
P1000259.JPG
このプログラムが起動すると、他に起動しているexeを軒並み終了させてしまうので、スクリーンショットが撮れません。
なので携帯電話でスクリーンを撮影です。
有りもしないウイルスを、さも検出したように警告を出し、金を支払わせるという単純な詐欺ソフト。
Windowsのシステムの方までは悪さをしないので、これだけを駆除するのは比較的簡単です。
マルチユーザーモードだと先述の通りregeditもcmdも起動できないのでセーフモードで起動します。
regeditで
HKCU\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run
の配下にそれらしい値があります。
1.jpg
C:\Users\[ユーザ名]\Roaming\isecurity.exe
これがInternet Security designed to protectの本体です。
まずこのレジストリの値を削除。
フォルダ階層をたどって該当のファイルを消します。
4.jpg
道中、怪しいプログラムが散見されたのでこれも検体として拡張子をリネームし摘出。
2.jpg
3.jpg
3ファイルほどそれらしいのを見つけましたので、チェック
そしてビンゴ
5.JPG
これだけで済むとは思えませんので、HDD内をフルスキャンかけて、異常が無ければそれで終了です。

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